丸徳ふるせ従業員で木質バイオマス関連施設の見学会を行いました

丸徳ふるせです。

本日夕方、丸徳ふるせでは、今期の全体ミーティングが行われます。それに先立ちまして、木質バイオマス関連の情報共有のため、従業員による施設見学会が開催されました。

 

ペレット工場

こちらが、最上町下白川にあるペレット工場です。

 

1. 原料の乾燥

ペレットを作るには、原料が乾燥している必要があるため、水分量の多い原料はまず乾燥させます。脚立の後ろにある木製の大きい箱の中に、湿っている原料を入れます。

 

箱の中から湿った原料がベルトコンベヤで運ばれていきます。

 

 

ベルトコンベヤで運ばれ、釜の中に落とされた後、乾燥されます。

 

乾燥のためのボイラーです。

 

ボイラーでは廃材などを燃やしています。

 

2. 乾燥済みの原料と混合させる

 

釜で乾燥させた原料は、後方のパイプを通って流れてきます。もともと乾燥している原料は、右の投入口から入れ、混合させます。

 

乾燥済みの原料を入れているところです。

 

3. ペレット成型

最後にペレットの成型をします。混ぜ合わされた原料が、緑色のパイプから落ちてきます。

 

 

木の粉が小さい穴の中に入り、圧縮されて、ペレットの形になります。

 

 

成型されたペレットがどんどん出てきます。大きな袋に袋詰めされます。

 

ペレットの形になりました。

 

4. ペレットの袋詰め

 

大きな袋に詰められたペレットを上部にセットします。緑色の機械の中で細かいゴミなどを取り除き、10kgずつ袋詰めします。

 

 

袋詰めされました。

 

 

パッキングして封をします。

 

空気を抜いたり、湿気を逃がすために、数か所穴をあけます。

 

きれいに並べられていきます。

 

原料を一次乾燥させるハウス


原料を一次乾燥させておくハウスです。
 
木の端材なども置かれています。端材なども、薪ストーブの焚き付け用として販売していく予定です。

 

薪を作るところ

 

丸徳ふるせでは、薪の販売も行っています。薪の状態にして、乾燥させておきます。

 

若者定住環境モデルタウン バイオマスボイラー

最上町の若者定住環境モデルタウンのバイオマスボイラーです。丸徳ふるせでは、熱供給の管理を行っています。

若者定住環境モデルタウンについて詳しくはこちら

 

ペレットなどの製品を目にすることは多いですが、作られている過程を見ることは従業員でもなかなかありませんので、良い機会になりました。